【書評】『7つの習慣 人格主義の回復』 著書:スティーブン・R・コヴィー
自己啓発と言えばこの本・・・!と言われるくらい有名で人気なのが7つの習慣です。
成功者と呼ばれる方の多くがこの本を読んでいるとか。
私はビジネス本でおすすめしたい本は?と言われたら、間違いなくこの本を真っ先におすすめしたいと思います。
その理由は、私の経験からですが…。
この7つの習慣を実践していくと「世の中にとって、存在して欲しい人」が完成するんですね。
自分だけ成功するのって、手段を選ばなければ意外とできてしまうかもしれません。しかし、誰かの足を引っ張ったり、あまりにも迷惑をかけ続けていれば、誰にも応援されなくなり、それは短期間の成功になってしまうでしょう。
それって成功したかもしれないけど幸せなの?とも思ってしまいます。
7つの習慣で有名なのは、Win-Winの関係を築くと言う事ですね。
自分だけではなく、周囲と一緒になって成功すること。共存共栄であること。私的な成功ではなく公的な成功が大事だと言うことです。
私は以前、仕事でとにかくお金を稼ごうと考えていた時期がありました。アメリカのダイレクトマーケティングの考えなどにハマり、本質よりもテクニックで商品を販売することに魅せられていました。
しかし、商品はどんどん売れるようになる一方、心がとにかく疲れていったのです。世の中の全てを儲かるか、儲からないかで見てしまうようになってしまい、また、世の中の人は全て嘘をついているかのような感覚にもなり、人間関係も上手くいかなくなり、鬱のような状態になっていました。心から笑えることがなかったと思います。
それはおそらく公的成功ではなく、私的成功を目指していたからだと思います。Win-Winではなく、Win-loseだったのです。
そんな人は世の中には必要とはされにくいですよね。すると自分が嫌いになり、ハッキリ言って幸せを感じる事はありませんでした。
なので、本当に幸せを感じる成功をしたいのであれば、7つの習慣を参考に、周囲と共存しながら公的に成功するしかないのではないかと思ったのです。
表紙のスティーブン・R.コヴィーさんは、本当に素敵な笑顔をしていますよね!
公的に成功しているというか、世の中の役に立っていると感じたり、誰かを幸せにしていると感じたりしている時にこそ、こういった素敵な笑顔が出せるのだと思います。
【書評】『1億円儲かる!マンガ起業入門』著者:竹内謙礼
主にネットでの起業を考えている方は、この方の本を読んでおいて損はないと思います!
それが経営コンサルタントの竹内謙礼さんです。竹内さんは元々ネットショップを運営されており、沢山の実績を上げられてきた方です。
もともと私は小さなネット通販の会社に勤めていたので、竹内さんの出した本を片っ端から読みまくっていました。
竹内さんからは商売の基本である集客や販売はもちろんですが、元ネットショップ運営者らしく、SEO対策や広告運用、商品のキャッチコピーの付け方などの、ネットビジネスの豊富な情報を学ばせて頂いたと思います。
もしネットビジネスで小さな会社を作りたいと言う方は、竹内さんの本を読んでおくと良いと思います。
中でも分かりやすく読みやすいのは、こちらの漫画で描かれた本でした。
起業は決して楽ではありませんが、やりがいと楽しさはあると思います。
そういったワクワクした感じを受ける本でした!
巻末の袋綴じには、小資本で出来る起業プランの案が書かれています。
そのプランは今でも全然通用する内容のものでした・・・!
(内容はネタバレになってしまうので書けませんが・・・)
自分が大したことないのだと思っていることでも、他の人にとってはすごく価値がある事だったりします。
ほんの小さなアイデアと商品、そしてインターネットがあれば、1億円稼ぐのも全然夢ではないと思える本でした。
【書評】『幸せになる勇気』著者:岸見一郎,古賀史健
アドラー心理学について分かりやすく書かれている「幸せになる勇気」が面白かったです!
本当に幸せになる為のコツが書いてあったし、「あぁ幸せってこういう気分なのかな」と言うことが分かった気がします。
競争社会にどっぷり浸かっていると、アドラーの言っている事が分かりにくいと思います。
常に人と比較して生きなければいけないので、誰かと付き合うのはその人の良さに惹かれていたり楽しいからではなくて、自分のステータスの為であったり、自分の利益の為であったり・・・。
そういった気持ちも分かるのですが、それが強すぎると幸せを感じれないかもしれません。
それだと誰かに優越している時だけが幸せで、それ以外のときはビクビクしていないといけませんからね。。
アドラーが言う幸せになるためのコツとは、
「比べないこと」
「わたしはわたし、あなたはあなた。ということを認め合う。」
「愛されたいなら、自分から愛を与える。」
こういった考え方です。競争するのではなく、共存共栄や調和の考え方ですね。
私は、かなりの田舎出身ですが、田舎の人はそういった幸せそうな人が多いように感じます。
決して裕福ではないんですよ。田舎の方にいくと電車は1時間に1本が普通ですし、遊ぶ所や買い物が出来る場所もほぼ決まっています。
ですが地域や集落の繋がりであったり、お互いがお互いを助け合ったりというような共存共栄の意識は、無意識かもしれませんが強かったのではないかと思います。
贅沢はほとんどないですが、その繋がりによって得られる幸福感が大きかったのではないかと思います!
こう言ってはなんですが・・・見た目も気にしてなくて、お金もないんだけど、友達が多くてすっごい幸せそうに生きている人もいるんですよ。
彼らは本当に幸せなんだと思います。
幸せになる勇気とは、周囲の目を気にするのではなくて、まずは自分で自分を認めてあげることではないかと思います。
自分は自分で良いんだという感覚が、まずは大事です。
すると自分に自信が持ててくるので、少しずつ幸せな気持ちになれますし、今度は他人にそれを与える事によってもっと幸せになれます。
ただ、この本のタイトルにもなっている通りそれには「勇気」が要ります。
社会に出ると、どこにでも多少は比較や競争はありますからね・・・。
その現実を知った上で、幸せになるための生き方をしていこうというのが、この本から教わった事でした。
【書評】『生きる場所を、もう一度選ぶ』著書:小林奈穂子
人生は一度きりです。
だからこそ、自分が生きたいように生きるのは素晴らしいことではないでしょうか。
・・・もちろんいい歳をして仕事をしないニートはよくありません。
ただ、自分の長所を生かして仕事をして、周囲に貢献し、生きたいように生きると言うのは、人生で最高の贅沢のような気がします。
敷かれたレールの上を走る人生も良いと思いますが、ちゃんと最後まで上手く走れる人は多くはないかもしれません。
むしろ人生は山あり谷ありで、何が起きるか分かりません。
人生塞翁が馬です。
そういった時に、思い切って敷かれたレールの上ではなく、自分のやりたい事に挑戦してみるなど、生きる場所をもう一度選ぶことを始める選択肢もいいと思います。
この本は、そういった生き方をしている人達のリアルな声を知ることができました!
生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択(しごとのわ)
- 作者: 小林奈穂子
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2017/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私が読んだ感想は、、皆さんイキイキとしていて楽しそう!と言うことでした。
お菓子の通販をしながら人気ブロガーになって生計を立てている方や、
脱サラして人気カフェを営んでいる方など・・・。
自分がやりたい事を探し続けた結果、自分にしかできない仕事にたどり着いたような感じを受けました。
こんな人生、楽しそうですねぇ。
あこがれます!