過労死のニュースが話題になって久しいですね。
日本では毎年約500名が過労死で命を落としています。
最初に言っておくと私自身サラリーマンですし、働くことは好きです。働く事で、社会の一員として貢献できているという感覚を得られるだと思います。
だけど、働き過ぎて死ぬほど辛い労働は嫌いですし間違っています。
死ぬくらいなら、会社辞めればいいです。
なんとかなるかは分かりませんが、少なくともその会社より良いところはあるでしょう。
今回は、そのような過労などをテーマにした漫画、『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』と言う本が面白かったのでご紹介します。
真面目で、一生懸命で、優しくて、周囲の目が気になりがちで、努力家で、休めてなくて、ワーカーホリック気味な人におすすめです。(´ω`)
こういう本を読んでいるあなたは
がんばりやさんなのだと思いますが
「どこまでがんばればいいのか」
「どこまでが『甘え』でどこからが『がんばりすぎ』なのか」
などなど、自分ではよくわからないことってありますよね
人それぞれ「普通」って全然違うんですよね。
過労死をする人の基準っておそらく、人よりかなり厳しいんです。
多分、周囲はそんなこと全然思っていないのに、人の2~3倍は頑張らないといけないと思ってしまう。
過去に、両親にかまってもらえなかったり、人の役に立った時にしか褒められなかったりすると、ありのままの自分に自信がなくて、何か頑張らないと人から認めてもらえないような性格になってしまいがちです。
だから、周囲が認めるまで働いてしまう。人に甘えれない。
人と人は支えあって、迷惑をかけあって生きていけばいいのに、甘えたらいけないかのように感じてしまう。
周囲が認めるかどうかなんて、その人のさじ加減ですからね~。
こんなことを言う人、いませんか?
「世の中にはもっとつらい人がいるんだから我慢しなさい」
「俺がおまえくらいの年齢だったころは倍は働いていたぞ」
「まだマシじゃん 私の方が大変だよ 今日も会社でこんなことが…」
こういうときは口に出さなくていいのでこう思いましょう
「あっそ カンケーねーよ」
中略
つらいのはあなた
休みたいのもあなた
辞めたいのもあなた
追いつめられて心身を壊すのもあなた
他人は何もしてくれません
不幸競争には参加しなくていいです
やりたい人に勝手にやらせておきましょう
私も気を付けてはいるんですけど、
人はそれぞれ価値観が違って、自分だけのレンズを通して世の中を見ているので、会話が成り立っているようで成り立っていないことってけっこうあるんですよね。
だから、人の話を理解するのってむずかしいのではないかと。
その人の見え方は分からないですからね~。
なので、自分がつらいと思うなら、それが正解なんです。
おれは昔もっと働いていたぞ、と言われても、今は時代が違います。
働いた分だけ給料も増えませんし、世の中の空気も違うでしょう。
心と体がSOSを出しているなら、従うべきです。
たぶんもっと適度に力抜いて、ゆる~く生きていいと思いますよ。
仕事は人生の全てじゃなくて一部ですよ。