誰もが生まれたからには幸せになりたいと思います。
でも幸せを感じる時って、どのような時なのでしょうか?
家族と過ごしている時?
好きな事に没頭している時?
友達と遊んでいる時?
美味しいものを食べている時?
きっと人それぞれ幸せを感じる時は異なるのだと思います。
そこで今回は色々な本から、幸せって何なのか?
幸せになるにはどうすれば良いのか?様々な知恵を拝借してみました。
まずは『幸福論』で有名なアラン教授の本です。
人は、どんなときでも希望を失わず、明るく前向きでいる人に会うのが好きなんだ。上機嫌な人は、自分が機嫌よくしているだけで、まわりの人たちを上機嫌にしてしまう。相手に上機嫌を渡すと、楽しい気持ちが相手に伝わり、相手から好意と上機嫌を受け取ることができるんだ。
上機嫌こそ、もっとも惜しみなく与えられる贈り物なんだ。これこそが、すべての人を、とりわけ贈る人の心を豊かにする真の礼儀なんだよ。上機嫌を与えたその瞬間に、キミは喜びを振りまく魔法使いになるんだ。
アランの有名な言葉に、「幸せだから笑っているのではない。むしろ僕は、笑うから幸せなのだ。」というものがありますね。
自分が幸せであろうとする事で、幸せになれるという考え方です。
確かに、いつも上機嫌な人は、幸せそうな感じを受けます。
次は『幸せになる勇気』で有名になったアドラーの本です。
ライバルと呼ぶべき盟友の価値は、大いに認めます。しかし、そのライバルと競争する必要はひとつもないし、競争してはいけないのです。
貢献感のなかに幸せを見出す。それしかありません。
アドラーは他者と比べるのではなく、自分で自分の事を認め、そして自分の出来ることで他者貢献をすれば、自分も幸せを感じる事ができると言います。
周囲と戦うのではなく、自分の出来ることで、どうすれば貢献できるのか・・・。
それを考える事が幸せに繋がるのだと言います。
次は、思想家である中村天風さんです。
この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。この世は、本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである。
人生は笑いで過ごすことである。
絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さをもっていなければだめなんです。
中村天風さんの教えで印象的なのは、楽しい、嬉しいなどの積極的な前向きな言葉を使ったり考えると幸せな気持ちになり、反対に、怖い、心配などの後ろ向きな事を使ったり考えると不幸な気持ちになると言うことです。
いかがでしたでしょうか?
色々な幸せに関する本を読んでいると、幸せだと思うことと言ったような心の持ち方や、人との付き合い方に関する生き方について書かれている事が多い気がします。
皆さんの幸せになるヒントが見つかれば幸いです!