映画『きみの声をとどけたい』がとても良かったです。
8月25日に放映開始されたアニメ映画ですね。
※ネタバレ有りなので注意です。
これから人気が出そうな気がしますね~。
男女や年齢問わず楽しめそうな話なのも良かったです。
12話でワンクール放送していたら、絶対見ますね…これは。
してくれないかな…。
映画の製作は『時をかける少女』や『ちはやふる』のマッドハウス。
この時点で良作の感じがしますね…。
ネタバレ有りの感想
ストーリーをざっくりと説明すると、
舞台は湘南。
言霊(コトダマ)と言って、言った事は良い事も悪い事も現実になると言うことを信じる主人公なぎさが、学生生活を送る中で、ある日古い喫茶店だった建物を見つけます。
雨が降っていたので、雨宿りも兼ねてそこに入るとレコードと、近い場所にだけラジオを放送できる機材がありました。
そこで、誰も聞いていないだろうとラジオで喋ってみるのですが、実は過去そこに住んでいた同級生の紫音(しおん)に聞かれていたのです。
そこからラジオアクアマリンを立ち上げることになり…主人公の友人や、街の人達まで巻き込んで、様々な人間模様が繰り広げられます。
物語の最後には、紫音の母親が事故で昏睡状態になっているのですが、ラジオを通して皆の言霊で母親の意識が戻ってハッピーエンドになります。
都合いいなぁと思いつつ、まぁアニメだし、皆が幸せになってくれた展開になってくれて私は好きでした。
そこに変なリアリティはいらないでしょう。
感動して映画館で拍手していた人もいましたね。
キャラ(特になぎさ)が良い
なぎさは高校生ですが、純粋で素直な性格です。
コトダマを信じているので、友人が悪口を言っているのを聞くと嫌がって、時には神社の鐘を鳴らして、そこで誰にも聞こえないように愚痴を言ったり…。
紫音の母親の為に、ラジオを始めて、意識が戻るように願ったり。
また、主人公の友人たちも一人一人人生観があって、それが結構リアルでしたね。
イラストも中性的な感じで、さわやかな感じが良かったです。
青木俊直@8/25「キミコエ」公開! (@aoki818) | Twitter
コトダマについて思った事
コトダマに関しては、日本人の価値観と合っているのかな~と。
もともと日本人の理想像としては、愚痴・悪口・噂話をしない人が良いみたいな風潮があるように思います。
と言うよりは人の嫌がる事をしない、かな。
だから、それを実践しているなぎさに好感が持てたのかなと。
高校生くらいの頃なんて、愚痴ばかりでも普通かな~と思いますけどね…。w