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『ふれあいの法則 自分が幸せなとき相手の幸せを願える』 加藤諦三 

苦しくても元気でいられる法則があってもいいのではないか。

たとえば、あなたが苦しいのは分かる。でも、お互いに「苦しい!」とそればかりを言い合っていても前には進めない。それでは幸せはやってこない。この苦しさをバネにして前に進むしかない。

苦しい中にもホッとするものを探すことだ。苦渋に満ちた顔をしていてもいい、ほんの一つホッとするものを探し出す努力をすることである。苦しい中で我慢して、もうひと踏ん張りして笑顔をつくる。その努力ができれば、幸せになれる。

人生がどうにも上手くいかなくなり、心が弱ってしまった時、助けになるのは心理学ではないかと思います。

特に加藤諦三(かとうたいぞう)さんの本は、自分がどうして悩んでいるのか、その原因を知る事ができる為、解決に繋がりやすいです。

私も今の職場で、人間関係がグチャグチャになり、職場全体が落ち込んでいる時に、加藤諦三さんの本に出会いました。

そこから客観視して自分を見ることが出来、冷静さを保つ事が出来るようになりました。

ふれあいの法則―自分が幸せなとき、相手の幸せを願える

ふれあいの法則―自分が幸せなとき、相手の幸せを願える

 

 心理学と言うと、癒やしと言うイメージがあるかもしれません。確かに悩みの原因を解決出来ると癒やされますが、そこに辿り着くには、苦しみの原因を正面から受け止め、それを解決する努力が必要です。

加藤諦三さんの本を読むと、人によってはショックを受けるかもしれません。特に苦しみの原因を、見ないようにして現実逃避していた場合は、その原因を直視する事が解決に繋がる為、実は悲惨かもしれない現実を見た時に、耐えられない場合もあるからです。

しかし、現実に起きている問題を解決しようとする意志さえあれば、現実を直視しても、きっとほとんどの悩みを解決出来るのではないかと私は思います。

人は本当の事を言われた時、怒りの気持ちが沸いてくるそうです。そこに、自分の悩みの原因のヒントがあるのです。

幽霊やオバケも見えないから怖いものです。悩みも原因が見えれば、心に余裕が出来ます。

私は加藤諦三さんの本を読む時は、優しい言葉を期待するのではなく、現実を直視し、たくましい自分になる為に、読んでいます。

やすらぎの心とは――。

相手を認め、自分を認めること。

 

あの人は家を買った。私には家はないけど、こんなに楽しい仕事がある。

あの人は出世したけど、私にはこんな楽しい趣味がある。

あの人はお金があるけど、私はこんなに健康だ。

 

ほめてもらいたいために生きてきたあなた。

ほめてあげたいという気持ちをなくしたあなた。

私は加藤諦三さんの本に出会ってから、生き方が変わりました。

今までは誰かに褒めてもらう為、認めてもらう事が全てだったからです。

褒めたり、認めて貰えない自分には、何の価値もないのだと思い込んでいました。

子供の頃、良い成績を取った時などにしか、親に存在を認めて貰えなかった場合は、良い成績を取れなかった時を考えるのが、恐怖になります。

だから、全身全霊をかけて、良い成績や人の評価を得ようとする。

本当の自分を、さらけ出すことが出来ない。

リラックスできない。友人も作りにくい。優越する事ばかりの会話が中心。

競争社会の悪い面だとは思いますが、今の日本では、こういう人は多いのではないでしょうか。私は私、他人は他人で良いのです。他人より全て優越したいなんて思うから辛い。

常に、誰かに優越しなければと思っている人は、確かに、社会的には成功しやすいでしょう。命をかけて人の評価を得ようとする訳なので、必死で努力します。

しかし、いつまでも、やすらげない。

まずは頑張っている自分を、今の段階で認めること。(まだまだ足りない、とか思うかもしれませんが、とりあえず自分に合格を出してみる。)そうすれば、他人も認める事がきっとできます。

私はいつも生まれ変わりたかった。

今までの自分を引きずっているのを、断ち切りたかった。

父親が認めてくれない。ただそれだけのことで自分を小さいと感じた。

加藤諦三さんは「テレフォン人生相談」というラジオのパーソナリティーをされていますが、本当に人の悩みの原因を察する力がズバ抜けています。

どうしてそういった事が出来るのかと言うと、加藤諦三さん自身が父親で悩んでいた過去があった為だと言います。著書を見ていると、こんなに人生で深く悩んでいる人がいるのか・・・と思うと思います。

その経験から書かれた著書は、加藤諦三さん自身が、自分を奮い立たせるために書いた内容であり(著書の一つに書かれていました。)、同じく悩む人が励まされる内容である事は間違いありません。私もその一人です。