スピードが質もやる気も連れてくる
ブックカバーの最初に書かれたこの文字と、タイトルがほぼ全てを物語っているようにも思います。
仕事をする際に、速く仕上げる=雑になる、というようなイメージが一般的にはあるかもしれませんが赤羽雄二さんの考えは異なり、速くすることで、質もやる気も連れてくるとの事でした。
締め切りに追われたり、時間が足りないと思っている方全てに、とても興味深い内容ではないでしょうか。
赤羽雄二さんは経営コンサルティングファームのマッキンゼーで14年間働かれていました。
日本の会社では空気を読むことも大切だけど、社会人として当然頭に入れておきたい考え。
スピードを上げることで生産性を高める事はとても大切だと思いますし、仕事のスピードを上げたい方には、ぜひおすすめしたい本です。
この本には、スピードを上げる為の赤羽さんのノウハウが沢山詰まっています。参考になる事も多いでしょう。
ただ、私が思うのは日本の会社では空気を読まなければいけない時もあると言うことです。部門、上司によっては、生産性に特にこだわっておらず、言われたことをただやっていれば良いという空気の場合です。
私は苦手ですが、そういう場所があるのも事実でしょう。また、そういう場所にいる人に限って、何故かプライドだけが高く、生産性を高めようと働くのを阻止する力が働く場合もあるかもしれません。
それでも、生産性を上げるという社会人として当然頭に入れておきたい考えは、持っておいた方が良いと思います。
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