この本、良かった。

読書好きサラリーマンが読んだ本の記録です。

『非常識な成功法則 新装版』 神田昌典

この本は、神田昌典さんが書かれている本の中では最も売れ続けている著書のようです。私も何度も読み返してしまいました…。マンガ化もされているようですね。

非常識な成功法則【新装版】

非常識な成功法則【新装版】

 
マンガでわかる 非常識な成功法則
 

タイトル通り、神田昌典さんが考える、常識ではなく非常識な成功法則が、8つの習慣として書かれています。非常識と書かれていますが、実際にはダイレクトマーケティング脳科学など、実際に根拠のある考え方を、分かりやすく神田さんらしく伝えている内容のようにも思います。

私はこれを初めて読んだ時、かなり世の中の見方が変わったのを覚えています。もちろん良い方向にです。

この本を読んだだけで簡単に成功出来ると言う事はないと思いますが、その道のりを乗り越えるための知恵が沢山書かれているので、成功までの時間短縮は可能かもしれません。

書かれている8つの非常識な成功法則

・やりたくないことを見つける

・自分にかける催眠術

・自分に都合のいい肩書を持つ

・非常識的情報獲得術

・殿様バッタのセールス

・お金を溺愛する

・決断は、思い切らない

・成功のダークサイドを知る

 

そもそも常識的な成功法則とは?まずはただ「儲けたい」から始めて良い。

なぜ常識的な成功法則は、役に立たないことが多いのか?

その理由は、私がある程度、お金を持てるようになってから気付いた。

 実を言うと、多くの成功法則は、成功者が自分にいい聞かせるものである。だから、成功者にとっては、すごく意味がある。

まともな成功者が一番恐れるのは、傲慢になり、天狗になってしまうことだ。だから、自らを律するために、「謙虚でなければいけない」「神様に生かされている」「お金で幸せは変えない」「人との出会いが大切」等の常套句を唱えるわけである。

凡人にとっては、お金を稼ぐことに対する懐疑心を持つのは致命的。なぜなら、儲かり始めたとたん、自分で自分にストップをかけちゃうからね。

凡人にとっては、謙虚であることも不利。営業マンが謙虚だったら、値引きされるからね。

私は凡人から小金を持つまで、以上のことはまったく無視してきた。私は儲ける事だけに徹し、銀行通帳を毎日眺めた。私は謙虚を憎悪し、傲慢に徹した。

私は今、社員数が10人ほどのベンチャー企業に勤めていますが、安定性のない中小企業では、上記のような常識的なことを言ってられない時もあります。なので、ここに書かれている事はよく理解出来ました。

まずは売り上げを作らないと、給料も支払えないし、商品開発もできない、サービスも時間や予算をかけられないので、会社に関わる全ての人に迷惑がかかります。

そんな中で、お金で幸せは買えない、などとは言っていられません。

そういう気持ちを持っていると、お金を受け取るのに抵抗が生まれてしまいます。

だから最初は「儲かりたい」という気持ちから始めて良いのだと思います。

ただし、儲かった後は、社会貢献を考えたり、世の中に価値を生み出したり、謙虚になったりする必要があるとの事でした。

 

このように、本書では常識とは異なる成功法則が多く綴られています。

私が特に気になった所をピックアップすると、

お金をコントロールするための3つの原則

1.お金に対する罪悪感を持たない事

2.自分の年収は、自分で決めること

3.お金が入ってくる流れを作ること。出て行く流れを作ってはならない。

目標は紙に書くと実現する。

 

脳は、質問をすれば一瞬にして目の前にある情報を探すという能力を持っている。

特に日本人は、お金に対するリテラシーが低いと言われています。

普段からお金の話はタブーとされているような風潮は、海外からすると珍しいそうです。

また、目標は紙に書くと実現する(しやすくなる)と言うのは、脳科学によって証明されているそうです。

脳は言葉の良し悪しの判別ができないため、紙に書いた言葉や、よく口にする言葉が、自分に影響を及ぼすそうです。

 

成功のダークサイドとは?

お金のないところから、お金を得るまでは「悪の感情」は非常にプラスになる。

~中略~

ところが、成功に向かって走るときに、すでに失敗の萌芽が生れつつあるのである。

神田昌典さんの本は、アメリカ式のダイレクトマーケティングなど、強力で短期間でお金持ちになるようなノウハウが多いです。

しかし神田さんが多くの著者で言われているのは、儲かってゴールではなく、社会性を意識したり、驕らずに人間関係に気をつけるなど、自身のあり方を考える事が大事だと言うことです。色々な本で書かれているので、重視したい考えなのだと思います。

確かに、色々な社長を見ていると、会社は儲かっていても家族の仲が悪かったり、周囲とよく喧嘩していたり、成功した分だけ問題も大きいように思う時があります。

このような出来事を成功のダークサイドと書かれていました。

そこで、成功のダークサイドを避けるための3つのポイントを、最後に紹介されていました。

1.完璧を目指さないこと。~中略~

家は汚れているぐらいがいい。家庭は不満なぐらいがいい。会社も不満なぐらいがちょうどいい。

2.家族を大事にすること。

3.稼いだお金を有効に使うこと。

何の為に成功してお金を稼ぐのかと言うと、おそらく充実した人生を送りたいからだと思います。

その為には周囲の理解も必要です。

本当に成功するにはどのような考えを持てば良いのか。考えさせられる内容でした。