ドラッカーの言葉は、仕事で成果を出す為の、数々の気付きを教えてくれます。
ドラッカー関連の本は数多く出版されていますが、この『プロフェッショナルの原点』は、ドラッガーの著書の中から良い言葉を95項目選び、分かりやすくまとめてあります。
目次から気になった言葉だけを探し、拾い読みをする事も出来るので、自分が今仕事で課題を抱えているとしたら、そのヒントをすぐに探す事が出来るかもしれません。
- 作者: P.F.ドラッカー,ジョゼフ・A・マチャレロ,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/02/16
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 55回
- この商品を含むブログ (48件) を見る
ドラッカーの言葉は、何度読みなおしても心に響きます。それはおそらく、成果を上げ続けると言う、努力や向上心を常に持つ事が前提としてある為です。
成果を上げるためには、終わりなき向上心を持つ意識が必要だと言う事が、伝わってきます。
・意思決定については常に全体の成果を考える。トップのように考える。
・常に成果に集中する。
・成果をあげる能力を早く身に着ける。
・時間が制約であることを意識して毎日を送る。
・常に、人に任せられる仕事を列挙していく。
・時間とエネルギーを貢献のために使う。
・あらゆる活動において、貢献することに集中する。
・人事においては強みに注目し、それが必要な強みであることを確認する。
・人事では弱みに気をとられない。
・仕事が重要なとき、自らを重要と感じる。
このようなドラッカーの言葉が続きます。
何も考えず仕事をしていると、ついこの逆をやってしまう事もしばしばあるかもしれませんね…。
成果をあげる能力は修得できる。
また、私が好きなドラッカーの言葉の一つに、「成果をあげる能力は修得できる」というものがあります。
成果をあげる能力は使うことによって磨かれ、修得できるようになるとの事。何か特別な能力が必要なのではなく、時間、貢献できること、自分の強み、集中、などを意識し、行動を改良していくことで、誰でも成果をあげることができるようになるというのは、確かに納得できそうです。
また、社会の為に、成果をあげる能力は身に付けなければいけないとまで、ドラッカーは言っています。それは社会発展や、経済社会を生産的にするからだそうです。
老若男女問わず、ドラッカーの言葉は仕事をする人全てに響きそうです。
Kindle (Newモデル) Wi-Fi、ブラック、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る