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【書評】『超一流の雑談力』 安田 正

雑談が苦手な人は多いと思います。そんな方におすすめの本です。

コミュニケーション関連の本は多く出版されていますが、この本のテーマは「超一流」の雑談力。

雑談とは意味のないムダ話をすることではありません。雑談とは本来、人間関係や仕事の質を根本から変えてくれる魔法のようなメソッドなのです。

 確かに職場などでも、雑談で空気が円滑になっていると居心地が良くなり、本来の自分を出せる事で、全てが良い方向に進むような気がします。

 

「声をいつもよりも3音くらい高くする」

「相手が聞きたいと思う話をする」

「相手の言いたいことを理解してから話す」

「あいづちやうなずきのバリエーションを増やす」

「質問で上手に会話を広げる」

本書にはこのように、雑談に関する具体的なアドバイスがいくつも書かれていました。すぐにでも実践できるような内容ばかりです。

 

その中でも私が良いと思ったのは、

・自己開示をする

・自慢話はしない

・軽い失敗談を話す

・面白いと思って人の話を聞く

この4つでした。確かに私が話しやすいと思う人は、こういったコミュニケーションの取り方をしている気がします。これらは意識するだけでも、すぐに変えることができそうです。

 

そもそも「一流」と呼ばれるような人すべてが、元からコミュニケーションの達人だったと言えば、そんなことはまったくないでしょう。

また、誰でも最初は雑談が苦手で、徐々にトレーニングを重ねることで上手くなるという事が書かれていました。

人の悩みの大半は人間関係だと言われています。雑談のスキルを磨くことで、その大半が解消するかもしれないですね。